メッセージ
三十余年、最新テクノロジーを取り入れてきました。
当社が創業される以前の1985年当時、建設業界には図面を作成できる人材が不足していました。そのニーズに応えるために当社を設立し、以来、人材育成に合わせて最新のテクノロジーを取り入れて事業改革を続けてきました。
たとえば、FAXしかデジタル機器のなかった設立当時に1,000万円もするCADシステムを導入したり、2000年にはコンピュータの組立販売を行ったり、また近年では3次元の立体図にあらゆる情報を加えて設計から施工までCAD上で行う「BIM」や、360度レーザースキャナで点群撮影したデータをモデル化することも行っています。
なぜ最新のテクノロジーにこだわっているのかと問われれば、答えは一つ。当社は「バーチャル技術を駆使してリアル社会の発展と環境保護に貢献する」を、基本理念としているからです。この理念をブレることなく大切にしてきたこともあり、今では改革期であり続けることが、ベル・エンジニアリングの姿勢となっています。
上流工程を目指し、新しい事業計画も推進しています。
現在当社は、案件の上流工程から関われる企業になることを目指しています。3年ごとに改定される事業計画の中には、大手ゼネコンやディベロッパーとの取引の割合を増やしていくことを明文化。新規の案件では主流になりつつあるBIMでの図面作成を、既存の建物ではレーザースキャナで点群撮影したデータをモデル化する事業を柱としています。
また、従来の設備設計にとどまらず、これまで培ってきた技術を基にした新しい事業展開も計画しています。2030年までには、近年問題視されるようになった、地下鉄や上下水道などのインフラ維持で貢献できるよう、地中GISの構築を目指しています。具体的には、地中にセンサーを埋め込み、落盤などの危険性が高まった時に検知して知らせる、その仕組みを作る事業です。
「常に改革期」と言いましたが、それは事業計画にも通じます。国は基本方針として決定した「第五期科学技術基本計画」の中で、Society5.0の概念を表明しました。これはサイバー空間とフィジカル空間の融合を意味しています。それを実現するには、無限の技術革新と無限の仕事量に対応する必要があります。今いる社員にも、これから入ってくる方にも、今後の変化や展開には期待していただきたいと思います。
新しいことにチャレンジしたい方やキャリアを磨きたい方ほど、多くの経験が積めます。
当社は現在、案件が増え続ける一方で、人材不足から依頼を断らざるを得ない状態にあります。裏を返せば社員を増やせば、扱う案件が増えて会社の業績が上がる事を意味します。
当社が請け負っている案件は、空港や大型の商業施設など、規模が大きくランドマーク的な建物が豊富にあります。それらの案件を経験すれば色々なスキルが身につき、それと同時に自信もつきます。2~3年も働けば大きな案件にも物怖じしないで、対応できる人材になれますので、技術的な成長という点では期待していただきたいと思います。
新しいことにチャレンジしたい方やキャリアを磨きたい方には、希望に応えられる環境が当社にはあります。みなさんのご応募を、楽しみにお待ちしております。